« 2011年12月 | メイン | 2012年02月 »
名古屋は天候に恵まれた新年を迎えています。このような穏やかな一年になることを希望します。
昨日親戚の新年会に7年ぶりくらいに参加しましたが、月日のたつのは早いもので小学生が、中学
生に、看護師を目指していた女の子がお母さんに・・・こちらの白髪も増えるはずです。
さて本日の画像は、今月のすぽっとの大島さんの作品の一つなのですが、実はこの糸意外な素顔を
持っていて、名古屋の南部に伝統産業の指定を受けた「有松絞」という染め物の産地がありますが、
そこで絞りのために括る糸を染めに使用後、職人さんから分けていただき大島さんの知り合いの方
が、一まとめになったものを解いて機にかかる糸に再生したものを使って、作られた布を使って作ら
れた服です。ですから一応藍染ということになるのでしょうね。
これは少し前のものですが、今もとってもお元気であのきゃしゃな体にすごいエネルギーが・・・
と思います。
話は変わりますが、先日テレビで剣道を海外の方々に紹介する目的で作られた番組を拝見しました
が、以前本日の画像の軸を揮毫された宗心宗匠が「茶道は道という字が付いていますので、柔道や
剣道と同じように道を究めるものです。」とおっしゃって見えましたので、先日見た番組の中から、特
に印象的な部分のお話をすこし・・・・・
場面はインターハイとある県予選の決勝。これに勝てば全国で、一人が倒れこむように体をなげうっ
てみごと「一本」をとりました。その後選手二人が開始線に立ったところで主審が「一本」をいきなり取
り消しました。よほど自信があったと見える「一本」をとった選手は自分の応援団のほうを見たり、辺
りをきょろきょろして、何が起こったかわからない様子です。さあここで解説です。
間違いなく「一本」をとりましたが、なぜ取り消されたのか?答えは開始線に戻るときに「一本」をとっ
た選手が、観客席(応援団)に向かって一度ガッツポーズをとりました。それが原因です。
解説は続きます。剣道は勝負ではありますが、勝つことが目的ではありません。・・・・・・・
先日の剣道の話の続きですが、もちろん剣道が礼節を重んじることは他の武術と同じだと多くの日
本人ならずとも認識を同じくするところですが、一度のガッツポーズが大げさかもしれませんが勝敗
そのものも覆すほどの道としての厳しさ、又、そのことが地方大会(もちろんインターハイ決勝ですか
ら、それなりのグレードの試合でしょうけど・・)の主審にまで、(つまりその一本を取り消した時の判
定はまったくと言っていいほど主審には躊躇がありませんでしたから)きちんと意識といいますか、剣
道の本質、目的を守ってゆきなおかつ伝えてゆこうと云う強い意思表示を見たような気がします。
本日の画像は、美濃焼の加藤弥右衛門さんの筒向附です。どこかの美術館に収蔵されているもの
を写していただいたのですが、まったくと言っていいほど同じように作っていただき、寸法に至っては
どこの寸法を取っても誤差は2ミリ以下の精度です。
さすが細川さんが師と仰ぐだけの作家です。
先日プレス発表がありましたが、こちらの丸栄と長い間資本関係にありました「豊橋丸栄」さんが
「穂の国百貨店」と新社名となって、再スタートされることとなりました。資本関係自体は一昨年(確
か)解消しているはずですが、名前からも丸栄の文字が無くなると少しさびしい気もいたします。
が、両方のお店にお付き合いさせていただいている身といたしましては、これを機にさらなる発展を
期待し又私どもも精進しなくてはいけないと思います。
さて画像のほうは、売り場の入り口の部分ですが新年バージョンから、寒い寒い冬を乗り越えましょ
うバージョンへ移ったつもりのレイアウトです。
さてこのところの剣道のお話ですが、番組の中で、はっきりと「勝敗よりも剣道を通じての人間形成が
優先する」とおっしゃっておられました。結果高校総体のガッツポーズの判定とつながってゆくのでし
ょう。剣道は「目的ではなく、人生、人間を豊かにする道具である。」と・・・・・
画像のポスターは来る2/11より愛知県瀬戸市の瀬戸蔵というところで始まる「ルス」という焼き物につ
いての展覧会のポスターです。この焼き物は江戸時代の中期に焼かれたもので、浮世絵の中にも
登場する江戸庶民(もしくは上流社会)に愛用された火鉢などが中心の日用品です。
なぜか当時大ブームだったのにもかかわらず江戸中期以降ぱったりと生産されなくなり、その存在
すら瀬戸の人たちからも忘れられ掛った焼き物に今回スポットを当てその全貌を皆様に広く知ってい
ただき瀬戸の陶業地としての復権を目指すものです。
また、2/19には瀬戸の陶芸家 長江惣吉さんと同じく陶芸家の古橋 尚さんがこの「ルス」という焼き
物を、熱く熱く語っていただきます。詳しくは瀬戸蔵ミュージアムへお問い合わせください。
長江惣吉さんは、時折私たちの売場にも作品を提供して頂いていまして、中国の「窯変天目」の再現
とそのメカニズムの探求に並々ならぬ情熱を注いでみえる陶芸家です。